2012年5月18日金曜日

外務省: 世界の医療事情 タイ王国


2012年3月

1.国名・都市名

 タイ王国(バンコク、チェンマイ、パタヤ他)(国際電話国番号66)

2.公館の住所・電話番号

3.医務官駐在公館

4.衛生・医療事情一般

 タイ王国は国土の大部分が熱帯モンスーン気候に属し、地方によって季節が異なりますが、バンコクの場合、11月から2月までの乾季、3月から5月までの暑季、6月から10月までの雨季の3つの季節に分けられます。乾季は最高気温が30℃前後で、平均湿度も50%前後と低く、比較的過ごし易いですが、大気汚染と相まって、一年で一番カゼ等の呼吸器疾患の多い季節です。暑季は最高気温が38℃から40℃に達し、外を歩くと疲労し易く、十分な休養が必要です。雨季は、暑季に比べ気温は下がるものの、湿度が高く、食中毒などを起こし易い季節です。

 医療事情は、地域及び個々の医療施設によりかなり異なりますが、主要都市の公立基幹病院や代表的な私立病院では概ね良好です。バンコクでは、代表的な私立病院の医療水準はかなり高く、日本の病院と比較しても遜色はないと言えます。それらの病院では、日本の医学部を卒業した医師或いは、日本の病院で研修経験のある医師又は看護師などが勤務しています。また日本語通訳(日本人又はタイ人)などを勤務させ、専用窓口を設けるなど、日本人受診者の便宜を図っていますので、受診の際は、それらの窓口に事前に連絡いた方が、待ち時間などが短くなることが期待できます。

 なお、私立病院では治療費等は各々の病院が独自に定めており、概して日本と比して、安価とは言えませんので、支払い時のトラブルを避けるためにも、事前に料金等を確認するか、または海外傷害保険などの保険が適用されるか確認するなどの注意が必要です。

 水道水をそのまま飲料用として用いるのは通常不適当とされています。また、タイ保健省発表の疾病統計では、最も多い病気は「急性下痢症」で例年、100万人以上が罹患しています。それに、(集団)食中毒および何らかの消化管感染症を加えますと150万人程度となります。したがって、食品衛生を含めた衛生状態は決して良いとは言えませんので、外食などをする際には十分な注意が必要です。

5.かかり易い病気・怪我

 タイ保健省の疾病統計によれば、患者数の多い病気(上位10疾患)は次のようになっています。

患者数の多い病気(上位10疾患)
順位/年 2007年 2008年 2009年
1 急性下痢症
1,290,627(83)
急性下痢症
1,256,711(49)
急性下痢症
1,284,148(65)
2 不明熱
230,212(23)
不明熱
239,874(11)
不明熱
306,650(7)
3 肺炎
142,250(1043)
肺炎
140,276(968)
出血性結膜炎
217,384(0)
4 食中毒
123,577(7)
食中毒
112,260(3)
肺炎
146,065(1156)
5 出血性結膜炎
104,364(0)
出血性結膜炎
91,383(0)
インフルエンザ
120,400(231)
6 デング熱
65,581(95)
デング熱
89,626(102)
食中毒
103,420(1)
7 水痘
63,094(1)
水痘
76,750(3)
水痘
89,246(3)
8 結核
33,849(197)
結核
34,328(184)
デング熱
56,651(50)
9 マラリア
30,889(38)
マラリア28,902(36) チクングニア熱
52,057(0)
10 赤痢
19,026(2)
インフルエンザ
20,881(2)
結核
40,051(176)

数字は患者数、括弧内は死者数

出典:タイ保健省 ANNUAL EPIDEMIOLOGICAL SURVEILLANCE REPORT

(1)急性下痢症は頻繁に見られる疾患です。外食の際は衛生管理の行き届いた店を選ぶ、食料品の保存管理・飲料水(氷を含め)に注意をすることなどが必要です。また、調理してから時間のたった食品や十分に加熱していない海産物、特に貝類は危険です。

(2)出血性結膜炎はウイルスによる結膜炎です。バンコクでは、特に雨季後半の8月から10月にかけて流行します。1週間程度で自然治癒しますが、外出後の手洗い、家族で別々のタオルを使用するなどの注意が必要です。

(3)デング熱は夜明けから日没までに活動する蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど)が媒介するウイルス性感染症(ヒトからヒトへは感染しません)です。ワクチンなどの予防法がなく、蚊に刺されないことが唯一有効な予防法です。例年、雨季に全国的な患者の発生がみられます。一般的に3~15日(通常5~6日)の潜伏期間のあと、突然の発熱で発症します。熱は38~40℃程度で5~7日間持続し、頭痛、特に目の奥の痛み、関節痛、筋肉痛、発疹を伴います。また軽い皮下出血が足腿部、腋下、手のひらに発熱期の最後や解熱後に現れることがあります。一般に対症療法だけで特効薬はありませんが、特別な治療を行わなくても軽症で済む例が多く、致命率はそれほど高くはありません。

(4)結核は、毎年新たに数万人が罹患しています。HIV/AIDSとの合併で死亡数が多くなっておりますが、数字的に見ても注意が必要な感染症です。

(5)マラリア汚染地域は、ミャンマー国境地帯(特にメーホンソン県、ターク県等)とカンボジア国境地域に限定しており、バンコクやチェンマイなどの都市部、プーケット島やサムイ島、パタヤなどのリゾート地では感染の危険は極めて低いとされています。


写真は世界大恐慌

(6)インフルエンザは日本では冬に流行する病気ですが、タイでは通年患者発生が見られ、乾季と雨季に患者が増加する傾向があります。バンコクの主な私立病院では4月に南半球用、10月に北半球用のワクチン接種が可能です。2009年は新型インフルエンザが流行したため、患者数が多くなりました。

(7)チクングニア熱は2009年にプーケットなどのタイ南部で大きな流行となりました。バンコクでの感染者数はそれほど多くありませんでしたが、媒介蚊がデング熱を媒介する蚊と同じですので、今後も注意が必要な感染症です。

(8)狂犬病は日本では見られなくなった病気ですが、タイでは現在も毎年十数人程度の患者が出ています。患者数は即ち、死亡者数です。野犬、野良猫、ワクチン接種歴が不明な犬・猫に咬まれた場合は、直ちに病院を受診し、適切な処置を受けることが必要です。

(9)AIDSについては、1984年から2009年末までの累積患者数は368,560人となっています。HIVの感染者数についての統計はありませんが、タイでは100万人を超える感染者がいるとの報道もあります。

(10)鳥インフルエンザ(H5N1)については、2004年17例、2005年5例、2006年3例のヒト感染例がありましたが、以降、ヒト感染例は報告されていません。しかし、家禽類での発生は散発的に報告されているので、念のため、鳥を放し飼いにしている場所、生きた鳥を扱う市場などに不必要に近づかない、また死んだ野鳥や放し飼いの鳥に不用意に接触しないなどの注意が必要です。

6.健康上心がける事

(1)食の国タイでは安くておいしい食べ物がいっぱいありますが、衛生管理のしっかりした店を選ぶことをお勧めします。

(2)気温、湿度が高いので熱中症に注意してください。特に運動時は水分・塩分は十分補給してください。また戸外では日差しが強烈なので日焼けに注意してください。特に降雨後は多少曇っていても紫外線は強くなります。強い紫外線を長期に浴び続けると皮膚ガンや白内障になります。

(3)エアコンの効いた室内では空気が乾燥しすぎることがあり、湿度が50%以下になっていることさえあります。皮膚乾燥症で慢性の皮膚掻痒に悩んでいる方もいます。室温、湿度をモニターすることをお勧めします。

(4)虫に刺されないようにしてください。デング熱の予防に蚊に刺されないことは言うまでもありませんが、海岸や山にはブヨ、ヌカカといった吸血昆虫が生息していますので注意して下さい。

7.予防接種(現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF))

(1)赴任者に必要な予防接種

成人:A型肝炎、B型肝炎、破傷風は必要です。狂犬病、日本脳炎はできれば受けてください。

小児:日本で定期予防接種として行われているものは必要です。また、任意接種とされているもののうち、水痘、おたふくかぜ、A型肝炎、B型肝炎の接種も薦められます。

(2)タイの小児の定期予防接種

タイの小児の定期予防接種
    初回 2回目 3回目 4回目 5回目 6回目
BCG 必須 出産時          
B型肝炎 必須 出生時 1ヶ月 9ヶ月      
三種混合*1 必須 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月 1歳半 4~6歳 10~15歳
ポリオ(経口) 必須 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月      
MMR*2 必須 1歳 4~6歳        
日本脳炎 必須 1歳頃 2週後 1年後      
Hib*3 推奨 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月      
A型肝炎 推奨 5歳頃 4週後 半年後      
水痘 推奨 12歳頃          

*1:6回目はジフテリアと破傷風の2種混合

*2:麻疹、風疹、おたふくかぜ

*3:Hibとはインフルエンザ菌で風邪のインフルエンザとは異なります。小児の髄膜炎、肺炎の原因菌となります。ワクチンによっては2回のこともあります。

(3)現地校入学に際して必要な予防接種:現地の公立学校に入学を希望する日本人子弟はほとんどおりません。公立学校入学に際し、必須予防接種を求められますが未接種を理由に入学を拒否されることはないようです。ただし保健所の担当者が学校に赴き接種を行います。日本人学校でも、未接種を理由に入学を拒否されることはありません。インターナショナルスクールでは、各々の学校が独自に基準を定めていますので、事前に確認が必要です。

8.乳児検診

 外国人子弟に対し、日本で行われているような公的な乳児健診制度はありません。


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 ただし、私立病院では、成人の人間ドック(健康診断)のように乳児健診を行っているところがあります。

9.病気になった場合(医療機関等)

I.バンコク周辺

◎ バンコク

(1)Bangkok Hospital (バンコク病院)

所在地:2 Soi Soonvijai 7, New Petchaburi Road, Bangkok

電話:02-310-3000(代表)、02-310-3257(日本人専用外来)

ファックス :02-310-3103

ホームページ:

概要:550床を有する私立総合病院で、心臓循環器専門病院、ガン専門病院、外国人専門病院と30の専門科センターを持ち、3次救急病院として医療搬送チームがおり、タイ国内だけではなく近隣諸国からの患者搬送を積極的に受け入れております。日本人専用外来(Japanese Medical Service)では毎日、日本語を解する医師が診察を行っており、タイの医師免許を取得した日本人医師もおります。救急患者のための24時間日本語電話サービス(電話:089-814- 3000)を行っており、日系企業の定期健康診断なども長年手がけております。

(2)Bumrungrad International Hospital(バムルンラード・インターナショナル病院)

所在地:33 Sukhumvit 3, Wattana, Bangkok

電話: 02-667-1000(代表)、02-667-1501(日本人顧客サービス課直通)

ファックス : 02-667-2525

ホームページ:

概要:タイで最大規模の私立総合病院(554床)、タイで初めて国際認定(JCIA)を取得し高い医療水準を誇ります。日本語通訳や日本語を話す医師が多数勤務しているほか、日本人医師の医療コーディネーション・ドクターとタイの医師免許を取得した日本人医師がおります。欧米人やアラブ人の受診者も多く、海外からの受診者のためにサービスアパートメントも併設されております。最寄り駅はBTSナナ駅で20分おきに無料のシャトルバンが運行しています。

(3)Samitivej Sukhumvit Hospital (サミテベイト・スクンビット病院)

所在地:133, Soi 49, Sukhumvit Road, Bangkok

電話:02-711-8000(代表)、02-711-8122~4(日本語通訳部)

ファックス : 02-391-1290

ホームページ:

概要:日本人が多く居住している地域にあることから、邦人受診者が多い総合病院で、常勤医の比率が高く小児科、産婦人科は特に人気があります。日本語通訳部も有り、必要に応じて診察に同席してくれます。シーナカリン地区とチョンブリ市のシーラチャにも分院があり、バンコク国際空港に診療所があります。

(4)Rama 9 Hospital(ラマ9世病院)

所在地:99 Soi Praram 9 Hospital, Huaykwang, Bangkok

電話: 02-202-9999(代表)

ホームページ:

概要:300床の私立総合病院で、CT,MRI等の医療設備は整っており、血液透析も可能です。元院長が東京大学卒業の外科医で、日本語を解する医師も数名勤務しております。日本語通訳もいて、必要に応じて診察に同席してくれます。高速道路の出口に近く、空港からのアクセスは良好です。

(5)Bangkok Nursing Home Hospital(通称BNH病院)

所在地:9/1 Convent Road, Silom, Bangkok

電話:02-686-2700(代表)、02-686-2742(日本語通訳部)

ファックス : 02-632-0577~79

ホームページ: http://www.bnhhospital.com/

概要:112床の私立総合病院で、ICU、CCU、NICUがあります。脊椎専門クリニックや産婦人科外来は有名です。小児科医、産婦人科医の救急対応(24時間)も可能で、アレルギー、小児精神科などの専門医もおります。日本語通訳も常勤しており、必要に応じて診察に同席してくれます。シーロム地区にあり、BTSサラデーン駅から徒歩5分です。

(6)Piyavate Hospital(ピヤウェート病院) 

所在地:998 Rimklongsamsen Road, Bangkok

電話:02-625-6500

ファックス : 02-625-6650

ホームページ:

概要:100床、ICU、CCU、CT、MRI、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医がおり、ほとんどの医師は英語が可能で、日本語通訳がいます。

(7)Vejthani Hospital(ウェーッターニー病院)

所在地:1 Ladprao Road 111 Klong Chan Bangkapi, Bangkok

電話:02-734-0000

ファックス:02-734-0044

ホームページ:   

概要:400床の私立総合病院、整形外科、心臓外科、皮膚科の患者が多く、CT、MRI、血液透析が出来ます。バンコク郊外にあり中近東からの患者のためにサービスアパートメントがあります。日本人の受診は少ないですが、タイ人の日本語通訳が常勤でおり、日本人による通訳はon callとなります。

○パタヤ

(1)Bangkok Hospital Pattaya(バンコク・パタヤ病院)

所在地:301 Moo 6 Sukhumvit Rd., Km 143 Muang, Pattaya, Chonburi

電話:038-25-9999

ファックス:038-25-9990

ホームページ: http://www.bangkokpattayahospital.com

概要:380床の私立総合病院、ICU(集中治療室)、CCU(冠状動脈疾患集中治療室)、CT、MRI、血液透析などがあり、設備は整っています。小児科医、産婦人科医も常勤しており、医師は英語可能で、日本人通訳もおります。

○シーラチャ

(1)Samitivej Siracha Hospital(サミティヴェート・シーラチャ病院)

所在地:8 Soi Laemket, Jermompol Road, Sriracha, Chonburi

電話:038-32-0300(代表)、038-32-0358(日本語通訳部)

ファックス:038-31-2963

ホームページ:

概要:140床の私立総合病院、ICU、CCU、CT、MRI、血液透析などがあり、設備は整っております。医師は英語可能で、小児科医、産婦人科医も常勤しており、日本人通訳もおります。


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(2)Phayathai Sriracha General Hospital (パヤタイ・シーラチャ総合病院)

所在地:90 Srichanakorn 3 Road, Sriracha, Chonburi 20110

電話:038-77-0200

ファックス:038-77-0213

ホームページ:

概要:268床の私立総合病院、ICU、CCU、CT、MRI、血液透析など設備は整っており、小児科医、産婦人科医も常勤しており、医師は英語可能で、日本語通訳がおります。

○ホアヒン

(1)San Paulo Hua Hin Hospital(サンパウロ・ホアヒン病院)

所在地:222 Phetchakasem Road, Hua Hin, Prachuapkhirikhan

電話:032-53-2576~85

ファックス: 032-53-2582~83

ホームページ:

概要:60床の私立病院、ICUはあるがCCUはなく、小児科医は常勤しておりますが、産科医は非常勤、CT、血液透析はあります。日本語通訳はなく、医師との会話は英語となります。

II.タイ北部

○チェンマイ

(1)Chiang Mai Ram Hospital (チェンマイ・ラム病院)

所在地:8 Boonruangrit Road, Sripoom Muang, Chiang Mai

電話:053-22-4851~69

ファックス: 053-22-4880

ホームページ:

概要:250床の私立総合病院、ICU、CCU、CT、MRI、血液透析などの設備があります。新生児専門医、小児科医、産科医は常勤でおり、ほとんどの医師は英語が可能であり、また日本人通訳もおります。

(2)Lanna Hospital (ランナ病院)

所在地:1 Sukkasem Road, T.Paton Muang, Chiang Mai

電話:053-99-9777

ファックス:053-99-9797

ホームページ:

概要:180床の私立総合病院、ICU、CT、血液透析などがあります。小児科医や産科医も常勤しており、ほとんどの医師は英語可能で日本人通訳もいます。

(3)McCormick Hospital (マコーミック病院)

所在地:133 Khaewnawarat Road, Chiang Mai

電話:053-92-1777

ファックス: 053-92-1734

ホームページ:

概要:400床の病院、ICU、CCU、CT、血液透析はあり、小児科医と産科医が常勤でおり、ほとんどの医師は英語が可能ですが、日本語通訳はいません。

○チェンライ

(1)Overbrook Hospital (オーバーブルック病院)

所在地:17 Singhaklai Road, A.Muang, Chiang Rai

電話:053-71-1366

ファックス:053-71-6755

ホームページ:

概要:200床の総合病院、ICU、血液透析はありますが、CTはありません。常勤の小児科医、産科医はおり、日本語通訳はいません。

(2)Kasemrad Sriburin Hospital (カセムラート・スリブリン病院)

所在地:111/5, Moo 13, Asia 1 Road, T. San Sai, Chiang Rai

電話:053-91-0999

ファックス:053-71-7032

ホームページ:

概要:140床の総合病院、ICU、CT、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医がいます。ほとんどの医師は英語が可能ですが、日本人通訳はon callです。

○ピサヌローク

(1)Phitsanuvej Hospital (ピサヌヴェイ病院)

所在地:211 Kunpirentorathep Road, Nai Muang, Phitsanulok

電話:055-21-9941

ファックス:055-22-5255

ホームページ: (タイ語)

概要:130床の病院、ICU、血液透析あり、小児科医や産科医を含め17人の常勤医がおり、医師は英語可能で、日本語通訳はいません。

○スコタイ

(1)Roumpath Sukhothai Hospital (ロウムパス・スコタイ病院)

所在地:151 Moo 1, Charodwithtong Road, A. Muang, Sukhothai

電話:055-612-189~190, 612-211~2

ファックス:055-61-2221

ホームページ: (タイ語)

概要:100床の病院、ICU、CTがあり、常勤の産科医がいますが、小児科医はいません。英語が可能な医師はいますが、通訳はおりません。

III.タイ北東部

○ノンカイ

(1)Nongkhai Wattana Hospital (ノンカイ・ワッタナ総合病院)

所在地:1159/4 Moo 2, Prajak Road, Nongkhai

電話:042-46-5201~9

ファックス:042-46-5210

ホームページ:

概要:50床、ICU、CT、血液透析があります。常勤の小児科医と産科医がおり、医師は英語が可能、タイ人日本語通訳の手配は必要に応じて可能です。

○ウドンタニ

(1)Aek Udon International Hospital (エイク・ウドン国際病院)

所在地:555/5 Porsi Road, A. Muang, Udon Thani

電話:042-34-2555

ファックス:042-34-1033

ホームページ:

概要:100床、ICU、CT、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医がいます。ほとんどの医師は英語が可能で、日本語通訳はいません。

(2)North Eastern Wattana Hospital (通称ウドン・ワッタナ総合病院)

所在地:70/7 Supakijchanya Road, A. Muang, Udon Thani

電話:042-32-5999

ファックス:042-24-1956

ホームページ:

概要:100床、ICU、CT、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医がいます。医師は英語が可能で、タイ人日本語通訳の手配は必要に応じて可能です。

○コンケン

(1)Khon Kaen Ram Hospital (コンケン・ラム病院)

所在地:193 Srichan Rd., Muang, Khon Kaen

電話:043-33-3800

ファックス:043-33-3899


ホームページ:

概要:326床、ICU、CCU、CT、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医がいます。ほとんどの医師は英語が可能で、日本語通訳はいません。

○ナコンラチャシマ

(1)Bangkok Rachasima Hospital (バンコクラチャシマ病院)

所在地:1308/9 Mitraparp Road, A. Muang, Nakhonratchasima

電話:044-42-9999

ファックス:044-25-6421

ホームページ:

概要:150床の総合病院、ICU、CCU、CT、MRI、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医もいます。ほとんどの医師は英語が可能です。

(2)Saint Mary Hospital (セント・メリー病院)

所在地:307 Mitapharb-Nongkhai Road, A. Muang, Nakhonratchasima

電話:044-26-1261

ファックス:044-26-1059

ホームページ:  

概要:150床、ICU、CT、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医もいます。ほとんどの医師は英語が可能で、日本語通訳はいません。

○ウボンラチャタニ

(1)Rajavej Ubonratchathani Hospital (ラジャヴェイ・ウボンラチャタニ病院)

所在地:999 Chayangrul Road, Muang Ubon Ratchathani, Ubonratchathani

電話:045-28-0040~55

ファックス:045-31-4304

概要:100床、ICU、CCU、CT、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医がいます。医師は英語が可能で、日本語通訳はいません。

(2)Ubonrak Thonburi Hospital (ウボンラック・トンブリ病院)

所在地:46/4 Burapanai Road, A. Muang, Ubon Ratchathani

電話:045-26-0300、045-26-0285

ファックス:045-24-3654

ホームページ: (タイ語)

概要:100床、ICU、CCU、CT、MRI、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医がいます。医師は英語可能で、日本語通訳はいません。

IV.タイ南部

○プーケット島

(1)Bangkok Hospital Phuket (バンコク・プーケット病院)

所在地:2/1 Hongyok utis Road, Taladyai, A. Muang, Phuket

電話:076-25-4425

ファックス:076-25-4430

ホームページ:

概要:200床の総合病院、ICU、CCU、CT、MRI、血液透析などの設備があり、常勤の小児科医や産科医もいます。ほとんどの医師は英語が可能であり、常勤の日本人のスタッフがいます。

(2)Phuket International Hospital (プーケット国際病院)or (Siriroj Hospital)

所在地:44 Chalermprakiat Ror 9 Road,Amphur Muang, Phuket

電話: 076-24-9400

ファックス:076-21-0936

ホームページ:

概要:151床の病院、ICU、CCU、CT、血液透析があり、常勤の小児科医と産科医がおり、全ての医師は英語可能で、常勤の日本人スタッフがいます。

○サムイ島

(1)Bangkok Hospital Samui(バンコク・サムイ病院)

所在地:57 Moo 3, Thaweerat Phakdee Road, Bophut, Koh Samui , Suratthani

電話:077-42-9500

ファックス:077-42-9540

ホームページ:

概要:50床、ICU、CT、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医がいます。ほとんどの医師が英語で、パートタイムの日本人スタッフがいます。

(2)Bandon International Hospital (バンドン国際病院)

所在地:123/1 Moo1, T-Bophut, Koh-Samui, Suratthani

電話:077-24-5236~9

ファックス:077-42-5342

ホームページ:

概要:32床、ICU、CTがあります。常勤の小児科医はいませんが産科医はいます。医師は英語可能で、日本語通訳はいません。

○ハジャイ

(1)Bangkok Hospital Hat-Yai (バンコク・ハジャイ病院)

所在地:75, Soi 15, Phetchakasem Road, Hatyai, Songkhla

電話:074-27-2800

ファックス:074-27-2840

ホームページ:

概要:200床、ICU、CCU、CT、MRI、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医もいます。ほとんどの医師は英語可能で、日本語通訳はいません。

○スラタニ

(1)Thaksin Hospital (タクシン病院)

所在地:309/2 Talad Mai Road, T. Talad, A. Muang, Surathani

電話:077-28-5701~5

ファックス:077-21-2495

HP : http://www.thaksinhospital.com/ (タイ語)

概要:120床の病院、ICU、CT、MRI、血液透析あり、常勤の小児科医と産科医もおり、ほとんどの医師は英語可能、日本語通訳はいません。

10. その他の詳細情報入手先

 在タイ日本国大使館ウェブサイト
 

 なお、大使館領事部に小冊子「タイでの安全のしおり」を用意しています。(無料)

11.現地語一口メモ

 上記の病院では概ね英語による受診が可能です。



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途上国では、下痢性の疾患による小児の死亡や、マラリアやデング熱といった動物媒介 性感染症が大きな問題となっています。 ... 人口動態統計(厚生労働省)に基づく、熱中 症死亡者数の年次推移を示しました。1994年を境に死亡者数が大きく増加しています ... read more

Embassy of Japan in India: Medical

日本では稀なマラリアやデング熱をはじめ、以下に記載した病気についての基礎知識を 持って、旅行・滞在中の予防に努めてください。 ... この年の患者数は6,259人、死亡者 は8人でした(参考:2007年は548人の患者が発生し、1人死亡、2008年1312人、2 人の死亡、2009年1153 ... Municipal Corporation of Delhi発行 Annual Report of Health Department for Year 2000より ..... AIDS患者数、HIV陽性者数については インド政府とWHOの見解が一致していませんが、凡そ500万人程度と推定されています 。 read more

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